【十勝・帯広】姿勢が悪いと集中力は下がる?「ちゃんと座れば集中できる」は本当なのか

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夕方、家で宿題をしている子どもを見る。

最初は普通に座っていたのに、10分ほどすると……

机に顔が近づく。

頬杖をつく。

椅子の上でモゾモゾする。

身体が斜めになる。

そして、そのうち鉛筆が止まる。

そんな姿を見ると、

「姿勢が悪いから集中できないんじゃない?」

と思うことはないでしょうか。

「ちゃんと座って!」

「背筋を伸ばして!」

そう声をかけると、一度はピシッとする。

ところが数分後には、また元通り。

では本当に、

姿勢を良くすれば、子どもの集中力は上がるのでしょうか?

今回は「姿勢」と「集中力」の関係を、少し違った角度から考えてみます。


「姿勢が悪いから集中できない」とは限らない

最初に大切なことをお伝えすると、

姿勢と集中力を単純な因果関係で考えることはできません。

背中が丸くなっているから集中できない。

真っすぐ座っているから集中できている。

必ずしも、そうとは言えません。

例えば、大好きな絵を描いている子。

夢中になっているうちに、顔がどんどん紙に近づいていることがあります。

姿勢だけを見れば、

「姿勢が悪い」

となるかもしれません。

でも、その子はものすごく集中しています。

反対に、

背筋をピンと伸ばして座っていても、頭の中では全く別のことを考えているかもしれません。

つまり、

姿勢の「見た目」だけでは、集中しているかどうかは判断できない

ということです。


では、なぜ集中が切れると姿勢も崩れやすいのか?

ここで順番を逆に考えてみます。

「姿勢が崩れたから集中できなくなった」

だけではなく、

「疲れてきたから、集中も姿勢も変化した」

という可能性もあります。

長い時間座っていれば、大人でも身体を動かしたくなります。

座り直す。

脚を組む。

伸びをする。

立ち上がる。

私たちは無意識に姿勢を変えています。

子どもならなおさらです。

だから、

「姿勢が崩れた!」

と、その瞬間だけを見るのではなく、

「どれくらい座っていたかな?」

「そろそろ身体を動かしたいのかな?」

と考えてみるのも一つです。


「動く=集中していない」でもない

授業中や宿題中に、

身体をモゾモゾさせる。

脚を動かす。

椅子に座り直す。

こうした行動を見ると、

「落ち着きがない」

と思うことがあります。

もちろん、話を聞く必要がある場面では、ある程度身体を落ち着かせることも必要です。

でも、

人間は完全に静止した状態だけで活動しているわけではありません。

身体の位置を少し変えたり、姿勢を調整したりしながら過ごしています。

特に子どもは、身体を動かすことそのものが生活の大きな部分を占めています。

「動いた=集中力がない」

とすぐに判断するのではなく、

必要なときに活動へ戻れるか

という見方も大切だと思います。


もし宿題中に集中が切れたら?

例えば、宿題をしていて、

「もう無理!」

となったとします。

そこで、

「あと30分、ちゃんと座りなさい!」

と言う方法もあります。

でも、別の方法もあります。

一度立つ。

伸びをする。

少し歩く。

数回ジャンプする。

水を飲む。

窓の外を見る。

そして、もう一度机に戻る。

たった数分でも、

「身体を動かしてから、もう一度取り組む」

という切り替えを試してみる価値はあります。

身体活動と子どもの認知機能・学習についてはさまざまな研究が行われており、身体活動が認知面にも一定のプラスの影響を持つ可能性が報告されています。

ただし、

「運動すれば必ず成績が上がる」

というほど単純な話ではありません。

睡眠、食事、学習環境、本人の興味、課題の難しさなど、集中にはさまざまな要素が関わります。

だからこそ、運動を「勉強ができるようになる魔法」としてではなく、

子どもの生活の中に必要な活動の一つ

として考えたいところです。


「集中できる子=ずっと座っていられる子」なのか?

ここは、ATHBASEスポーツ教室として特に考えたいところです。

大人から見ると、

静かに座っている。

先生を見ている。

動かない。

こうした子は「集中している」ように見えやすいです。

でも、スポーツの場面で必要な集中は少し違います。

合図を聞く。

相手を見る。

ボールを見る。

自分の順番を待つ。

スタートの瞬間に反応する。

ルールを覚える。

動きながら判断する。

失敗した後に、もう一度挑戦する。

これもすべて、

「集中する」ことが必要な場面です。

つまり集中力は、

机に向かって静かに座り続ける能力だけではありません。


ATHBASEでよく見る「集中している瞬間」

教室をしていると、

子どもたちの表情が急に変わる瞬間があります。

例えば、少し難しい障害物コース。

最初は、

「できるかな?」

という顔をしている。

でも一度やってみる。

失敗する。

もう一度並ぶ。

今度は足の置き場所を変える。

また挑戦する。

そして成功する。

「できた!」

その瞬間、すぐに、

「もう一回やる!」

となる。

このときの子どもは、かなり集中しています。

誰かに、

「集中しなさい!」

と言われたわけではありません。

「やってみたい」が、集中を生み出している。

子どもたちを見ていると、そんな場面を何度も目にします。


集中力は「注意し続ける力」だけではない

僕は、子どもの集中を考えるとき、

「集中が切れないこと」だけを目標にしなくてもいい

と思っています。

大切なのは、

集中する。

少し途切れる。

また戻る。

次のことに注意を向ける。

必要な情報を見る。

状況に合わせて切り替える。

こうしたことも含めて考えることです。

スポーツでは特にそうです。

ずっと一つの場所だけを見ていたらプレーできません。

サッカーなら、

ボールを見る。

味方を見る。

相手を見る。

スペースを見る。

そして、自分がどう動くか判断する。

つまり、

集中とは「一つのことだけを見続ける能力」とは限らない

のです。


「ちゃんとしなさい」を増やす前に

子どもの姿勢が崩れて、集中も切れてきた。

そんなとき、

「姿勢!」

「集中して!」

と声をかけることが必要な場面もあります。

ただ、それを何度言っても変わらないなら、

一度違う方向から考えてみてもいいかもしれません。

長く座りすぎていないかな。

課題が難しすぎないかな。

逆に簡単すぎないかな。

疲れていないかな。

睡眠は足りているかな。

今日は身体を動かしたかな。

そもそも何か別のことが気になっていないかな。

「集中力がない」という一言で終わらせず、

なぜ今、集中しにくいのか。

そこを見ることが大切です。


運動教室でも「待つ時間」はあります

ATHBASEスポーツ教室も、1時間ずっと好き勝手に走り回る場所ではありません。

説明を聞く。

順番を待つ。

友達を見る。

自分の番になったら動く。

ルールを理解する。

こうした時間もあります。

ただ、

「静かにしていること」そのものを目的にはしていません。

なぜ待つのか。

次に何をするのか。

友達はどう動いているのか。

自分ならどうするのか。

動く時間と、見る・聞く時間。

その両方を経験していくことも、子どもの成長には大切だと考えています。


「姿勢」ではなく、子ども全体を見る

背中が丸くなっている。

モゾモゾしている。

集中が切れている。

その一場面だけを見ると、

「姿勢が悪い」

「集中力がない」

と評価したくなることがあります。

でも、子どもはその一瞬だけでできているわけではありません。

たくさん遊んだ日。

疲れている日。

夢中になれる日。

うまくいかなくて気持ちが乗らない日。

身体も気持ちも毎日変わります。

だからATHBASEでは、

一つの姿勢、一つの動き、一回の「できない」だけで、その子を決めない。

これは運動でも、姿勢でも、集中でも同じです。


学習環境を見直すときの椅子の候補

学習用の椅子を見直す家庭では、プロポーションチェアも選択肢の一つです。販売ページでは座面の高さを調整できる商品として紹介されています。ただし、椅子を替えれば姿勢が矯正される、集中力が上がるという効果を本記事で保証するものではありません。

購入前に子どもの体格、机の高さ、膝を支える部分の位置、乗り降りのしやすさを確認してください。複数の型番やカバー等を選べるページなので、椅子本体か付属品かも確かめます。使用中に痛みやしびれ、窮屈さがあれば見直し、長く同じ姿勢を強制せず休憩も取りましょう。今の椅子で無理なく座れていれば買い替えは不要です。

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「ちゃんと座る」だけが集中ではない

子どもの集中力を考えるとき、

「何分座っていられたか」

だけを見る必要はありません。

夢中になって身体を動かす。

説明を聞いてすぐに試す。

友達の動きを観察する。

失敗してももう一度取り組む。

状況が変わったら注意を切り替える。

これも立派な集中です。

姿勢を整えることも大切。

身体を動かすことも大切。

休むことも大切。

そして、

「やってみたい!」と思えることも大切。

ATHBASEスポーツ教室では、運動を通して身体だけを見るのではなく、子どもたちが夢中になって挑戦できる時間をこれからもつくっていきたいと思います。

「集中しなさい」と言われて集中するだけではなく、気づいたら夢中になっていた。

子どもたちには、そんな経験もたくさんしてほしいと思っています。


ATHBASEスポーツ教室
北海道帯広市西13条北5丁目1番地12

年少から中高生まで、それぞれの成長段階に合わせた運動環境を提供しています。

理学療法士・認定スクールトレーナーの視点を活かしながら、運動能力だけではなく、子どもたちの「やってみたい」「できた!」「もう一回!」を大切にしています。

ATHBASEスポーツ教室 – 十勝・帯広で【挑戦】と【成長】を育む運動教室

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