ジャンプは「足の力」だけじゃない|腕と身体全体を使う理由

「高くジャンプして!」

そう言われたら、どうしますか?

多くの人は、

「脚に力を入れる」

と考えると思います。

もちろん、脚の力は大切です。

でも、ジャンプをするときに子どもたちは自然とあるものを使っています。

それが、腕です。

しゃがんで、腕を後ろに振って、「せーの!」で腕を振り上げながらジャンプする。

これ、実はとても自然な身体の使い方です。


腕を使うと、ジャンプは変わる

研究でも、腕を使ってジャンプした場合と、腕を使わずにジャンプした場合では、ジャンプの高さなどに違いが出ることが報告されています。

つまり、

「ジャンプ=脚の力」ではない。

腕。

体幹。

股関節。

膝。

足首。

身体全体が連動して、一つのジャンプになります。


ATHBASEでは「ジャンプだけ」をしない

だから、子どもたちにジャンプをしてもらうときも、

「ジャンプを10回やりましょう!」

だけではありません。

走って、

止まって、

ジャンプして、

着地して、

また走る。

障害物を飛び越える。

片足でバランスを取る。

友達と競争する。

遊びの中で、いろいろな動きを組み合わせます。

そうすると、

「次はどこに跳ぼう?」

「どうやったらうまく着地できる?」

「もう一回やってみよう!」

と、身体だけでなく頭も使います。


子どもの身体は「部分」ではなく「全体」で見る

足が弱い。

体幹が弱い。

腕の力が弱い。

そうやって身体を部分ごとに見ることもあります。

でも、実際の運動は、身体全体で行います。

だからこそ、子どもの頃には、

走る。

跳ぶ。

投げる。

這う。

登る。

転がる。

支える。

バランスを取る。

そんな経験をたくさんしてほしい。

それが、いろいろなスポーツにつながる「身体の引き出し」になっていきます。

ジャンプ一つをとっても、

足だけではない。

身体は、全部つながっています。


ATHBASEスポーツ教室 代表 河江 将司
(理学療法士 / 認定スクールトレーナー)

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