【十勝・帯広】競争が苦手でも楽しめる|2人で「一緒にできた」をつくる運動遊び

2人で「できた!」をテーマにした子どもの運動遊びのイメージ画像(AI生成)

「どっちが速い?」「何回できた?」。運動遊びは、つい競争になりがちです。

勝ち負けが楽しい子もいれば、競争になると参加しづらくなる子もいます。そこで今回は、2人で一つのゴールを目指す遊びを提案します。負けた後の声かけではなく、遊びの最初から「一緒にできた」を目標にする方法です。

タオルに乗せたボールを、2人で運ぶ

年長頃から小学校低学年を目安に、タオルの端を持って歩ける子と始めます。きょうだいでも親子でも構いません。小さめのタオルの両側を2人が持ち、真ん中に軽いボールを一つ乗せます。

はじめはその場で持つだけ。ボールを支えられたら、同じ方向へゆっくり2〜3歩進みます。短い距離を運べたら成功です。大きなタオルや長い距離は必要ありません。

タオルが床に触れず、引っ張らなくても持てる高さにそろえます。体格が大きく違う場合は、両方が無理なく持てる組み合わせに変えましょう。大人が一方を持つ方法もあります。

落ちたら、どちらかを責めずに「条件」を変える

片方が先に歩いた、タオルが傾いた、ボールが端に寄った。落ちる理由は一つとは限りません。「ちゃんと持って!」で終わらず、どうしたら運びやすいかを一緒に探します。

たとえば「最初にせーのって言う?」「次は一歩だけにする?」。歩く前の合図を決める、距離を短くする、ボールを中央に戻す。変えるのは一つずつにします。

難しければ、タオルだけを持って歩くところへ。ボールを乗せたまま静止できたら、それをその日のゴールにしても大丈夫です。失敗した子を何度も交代させるより、2人が取り組みやすい条件に整えます。

相手に伝える言葉も、遊びの一部

「ちょっと待って」「もう少しゆっくり」「こっちを上げて」。2人で物を運ぶ場面には、動きながら相手と相談する機会があります。

ただし、言葉で説明できることを参加の条件にしません。うなずく、止まる合図を出す、手で方向を示す方法も使えます。どちらかが仕切り続けるときは、合図を出す役を交代しましょう。

声かけは「あなたの方が上手」より、「待ってくれたから運びやすかったね」「2人で速さを合わせたね」。誰が優れていたかではなく、2人でできた工夫を具体的に伝えます。

道具の候補:軽いソフトフォームボール

持ち運ぶボールを探すなら、トーエイライトのソフトフォームボール160が候補になります。販売ページでは直径約16cm・重さ約85g、スポンジを芯材に使った商品と案内されています。

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タオルに乗せるには、一つあれば十分です。すでに軽くて扱いやすいボールがあれば、それを使えます。小さすぎて口に入る物や、硬く重いボールは選びません。子どもとタオルの大きさに合わせて、安定して乗せられるか確かめてください。

柔らかいボールでも、投げ合いに変えて人の顔を狙う使い方はしません。この遊びでは走らず、タオルを振り上げず、ボールを落としても足で追いません。床に物を置かず、大人が近くで見守ります。

慣れたら、タイムを競うより相談する場面を足す

まずは1〜3分程度を目安に、疲れる前に区切ります。楽しく運べるようになったら、止まる場所を一つ決めたり、2人で運ぶ先を選んだりしてみましょう。速さを上げたり、障害物を高くしたりする必要はありません。

文部科学省の幼児期運動指針では、友達と楽しく体を動かす環境づくりが重視されています。ただし、この遊びをすれば協調性が必ず高まる、という効果を示しているわけではありません。

帯広・十勝のATHBASEスポーツ教室では、運動能力をタイムや回数だけで捉えず、さまざまな動きや挑戦の経験を大切に考えています。家庭では、2人が「もう一回やってみよう」と思える短い成功から始めてみてください。

参考資料

文部科学省「幼児期運動指針」:楽しく体を動かすこと、多様な動き、発達に応じた工夫を考える際の参考資料です。本記事の遊び方は、この指針を踏まえた家庭向けの提案であり、個別の遊びや商品の効果を検証したものではありません。

商品仕様の確認:楽天市場の上記販売ページ(ソフトフォームボール160)。

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