
こんにちは。北海道帯広市を拠点に活動するATHBASE(アスベース)スポーツ教室・整体院代表の河江将司(かわえ まさし)です。
スポーツを頑張っているお子さんを持つ保護者の方や指導者の方から、「うちの子、一生懸命練習しているのに、どこか動きがぎこちないんです」という相談をよく受けます。実はその原因、筋力や技術の不足ではなく、脳へ情報を送る「身体のセンサー」がうまく働いていないことにあるかもしれません。
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1. 運動神経の正体は「情報の受け取り方」
人間が運動をする際、脳はゼロから指令を出しているわけではありません。以下の3つの「センサー」から送られてくる情報を瞬時に統合して、次の動きを決めています。
- 視覚(目):相手やボールとの距離を測る。
- 前庭感覚(耳の奥の三半規管):自分の身体の傾きやスピードを感じる。
- 深部感覚(筋肉や関節):手足が今どこにあるか、どれくらい力が入っているかを感じる。
最近の子どもたちは、外遊びの時間が減り、家でじっと座ってスマホやゲームをする時間が増えています。その結果、これらのセンサーを刺激する機会が不足し、自分の姿勢を維持したり、崩れた体勢を立て直したりする機能が低下しているのです。
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2. 最高のトレーニングは「鬼ごっこ」にある
では、どうすればこのセンサーを磨けるのでしょうか?
答えは、特別な練習ではなく、実は「遊び」の中にあります。
例えば「鬼ごっこ」を思い浮かべてみてください。
- 鬼がどこにいるか常に周囲を把握する(定位能力)
- 急な方向転換でバランスを崩さないように踏ん張る(バランス能力)
- 相手の動きに合わせて瞬時に切り返す(変換能力)
遊びの中には、スポーツのスキルを習得するための原点が詰まっています。
これを専門用語で「運動の類縁性」と呼びます。メンコや紙鉄砲が野球の投球動作に、竹馬がバランス感覚につながるように、遊びで得た感覚こそが専門競技の技術を支える「土台」になるのです
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3. 指導者・大人ができる「最大のご褒美」
私たち大人が子どもにできることは、手取り足取り技術を教え込むこと(介入)ではありません。
子どもたちが本能的に「自分のセンサーを刺激したい!」と感じるような「運動の機会」を与えることです。
子どもは「見て!見て!」と言いながら、新しい動きにチャレンジします。
その時に「今の動き、かっこいいね!」「そんなこともできるようになったんだ!」と認めてあげてください。
この「認められた」という実感が「自分はできる!」という運動有能感を生み、さらに難しい運動に自ら挑戦する意欲へとつながります
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まとめ
技術練習を繰り返しても伸び悩んでいるなら、一度そこから離れて、思い切り「遊び」を取り入れてみてください。
身体のセンサーが目覚めれば、驚くほどスムーズに新しい技術を吸収できるようになります。
十勝・帯広の豊かな環境は、子どもたちのセンサーを刺激する宝庫です。外で思い切り身体を動かす楽しさを、まずは私たちが伝えていきましょう!
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ATHBASEスポーツ教室 代表 河江 将司 (理学療法士 / 認定スクールトレーナー)
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