【十勝・帯広】走るだけでなく「止まる」も運動のひとつ|親子で楽しむストップ遊び

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かけっこでは、つい「どれくらい速く走れるか」に目が向きます。でも、鬼ごっこで相手の前を通り過ぎたり、ボールに追いついたのに身体が先に進んでしまったり。遊びの中には、動く速さを落として、次の動きに備える場面もあります。

「走る」と同じように、「止まる」にも目を向けてみませんか。

今回は十勝・帯広のATHBASEスポーツ教室から、幼児〜小学校低学年のお子さんと楽しめる「止まる遊び」を紹介します。いきなり全力で走って急停止する練習ではなく、まずは歩く速さで試してみましょう。

「止まって!」だけでは、わかりにくいこともある

止まる遊びがうまくいかないときは、「ちゃんと聞いていないのかな」と感じるかもしれません。でも、その場面だけで決めつけず、遊びの条件を見直してみてください。

  • どこに止まるのか、目印は見えている?
  • 合図の意味を、始める前に一緒に確かめた?
  • 速く動きすぎていない?
  • 止まった先に、余裕のあるスペースがある?

「決まった場所に止まる」と「いつ出るかわからない合図で止まる」は、違う課題です。最初から両方を求めず、まずは行き先がわかる遊びにしてみましょう。

最初の遊びは「駅に着いたら止まる」

床を傷めない、剝がれにくいテープなどで、広めの四角い「駅」をひとつ作ります。輪やタオルなど、足が引っかかったり滑ったりする物を床に置くのは避けましょう。

駅の少し手前から歩いて、四角の中に着いたら両足をついて止まります。駅の向こう側にも十分な空間を確保してください。

声かけは「電車が駅に着きまーす」「ゆっくり到着」で十分。ピタッと一歩で止まる必要はありません。何歩か使って、無理なく止まれれば大丈夫です。

行き過ぎるときは、駅を広くする、歩く距離を短くする、速さを落とす。このうちひとつを変えてみましょう。「もっと頑張って」と伝える前に、取り組みやすい条件を用意できます。

慣れたら「自分で止まる場所を決める」

次は、子どもに駅の位置や大きさを選んでもらいます。

「ここまで歩いて、ここで止まる」。自分で決めた場所へ向かい、止まれたら出発地点に歩いて戻ります。大人が毎回指示するだけでなく、子どもが遊び方を決める番も作ってみてください。

簡単そうなら、少しだけ駅を小さくする、歩く距離を変えるなど、一度に変える条件はひとつにします。駅を小さくしながら速度も上げると、何が難しかったのかわかりにくくなります。

速くすることだけが発展ではありません。「静かに到着できるかな」「止まったら好きなポーズをひとつ」と、楽しみ方を変えることもできます。無理な片足姿勢や長い静止は求めません。

合図で止まる遊びは、そのあとに

場所を決めて止まる遊びに慣れたら、広く安全な場所で、ゆっくり歩きながら合図で止まる遊びもできます。

最初は「3、2、1、ストップ」と予告してから止まります。次に、子どもがルールを理解して楽しめる範囲で、予告を短くしてみましょう。

合図が出た瞬間に身体を固めるのではなく、数歩使って落ち着いて止まって構いません。大声や突然の笛で驚かせたり、止まれなかった子を脱落させたりする必要はありません。

子どもが合図を出す係になるのもおすすめです。「いつ止まろうかな」と遊びを作る側にも回れます。

見てほしいのは「成功した回数」だけではない

同じ場所を行き過ぎても、次には手前から歩幅を小さくするかもしれません。駅を見ながら近づく、自分から「もう少しゆっくりやる」と話す。そうした工夫も、遊びの中で大切にしたい姿です。

「上手!」に加えて、「駅の前でゆっくりになったね」「今は自分で速さを変えたね」と、見えた動きを言葉にしてみましょう。

一方で、うまく止まれなかったことを、体幹の弱さや集中力の問題にすぐ結びつける必要はありません。その日の疲れ、遊びへの理解、床や靴の状態なども確かめながら、取り組み方を調整します。

場所の目印に使う道具の候補:マーカープレート

「止まる場所を毎回変えて遊びたい」というときの道具の候補に、エバニューのマーカープレート(ETE153)があります。家庭で選ぶときは、置く場所に対して見分けやすい色か、必要な枚数や収納場所に合うかを確認しましょう。

この記事のストップ遊びでは、プレートの上に飛び乗ったり、踏んで急停止したりする使い方はしません。通り道の横に目印として置き、「この横まで歩いたら、ゆっくり止まろう」と使います。目印の先にも余裕のあるスペースを取り、動線に物が入り込まないようにしてください。

床の材質や汚れなどによっては道具がずれることもあるので、使用前に大人が確認します。説明書の使用条件を守り、滑る、めくれる、足に引っかかる場合は使いません。

家庭で試すだけなら、本文で紹介した床を傷めず剝がれにくいテープでも十分です。道具を増やすことより、お子さんにとって止まる場所が分かりやすいことを優先してください。購入する場合は、販売ページで色・枚数・サイズを確認しましょう。

※以下の商品名には期間限定のポイント表記が含まれます。記事を読む時点での適用を保証するものではありません。価格・在庫・キャンペーン条件は購入時に販売ページで確認してください。

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短く、安全に。「もう一回」で終われるくらいに

家庭では走り回らず、歩く範囲で行ってください。滑りやすい靴下、めくれたマット、家具の角やガラスの近くは避けます。屋外なら、平らで滑りにくく、車や自転車が入ってこない場所を選び、大人がそばで見守りましょう。

兄弟で行うときも、一人ずつ。同じ駅へ向かって競走したり、お互いを押して止めたりしないルールにします。

まずは3回ほど、全体で2〜3分など、短く試すところから。これは遊びを始めるための例で、毎日こなす回数や効果を保証する運動量ではありません。嫌がるときや疲れたときは切り上げ、痛みがあれば中止してください。

速さを測らない日も、身体を動かす時間になる

文部科学省の「幼児期運動指針」は、幼児が遊びを通じて多様な動きを経験することや、一人ひとりの発達の実情に合わせることを重視しています。

走る速さや跳べる高さだけでなく、行きたい場所へ動く、速さを変える、止まって次の動きを選ぶ。そんな視点を加えると、身近な場所でも遊びの選択肢が広がります。

今日の遊びは、床に作った小さな駅に、ゆっくり到着するところから。十勝・帯広で子どもの運動や身体づくりの場を探している方は、ATHBASEスポーツ教室のホームページもご覧ください。

参考資料

文部科学省「幼児期運動指針」(平成24年3月)。同指針の対象は3〜6歳の未就学児です。この記事の遊び方は指針を踏まえた実践提案であり、特定の効果が検証された訓練プログラムではありません。

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