
こんにちは。北海道帯広市を拠点に活動するATHBASE(アスベース)スポーツ教室・整体院代表の河江将司(かわえ まさし)です。
保護者の方から、よくこんなご相談をいただきます。
「うちの子、姿勢が悪くて…」
「気づいたら猫背になっています」
「何度言っても背筋を伸ばしてくれません」
学校の授業参観などで、お子さんの姿勢を見て心配になった経験がある方も多いのではないでしょうか。
実は、子どもの姿勢が悪くなる原因は「やる気」や「意識」の問題だけではありません。
むしろ、
「姿勢を良くしたくても良い姿勢を保てない」子どもが増えているように感じています。
今回は、理学療法士として子どもたちを見ている中で感じる「姿勢が悪くなる本当の理由」についてお話ししたいと思います。
1. 姿勢は気合いで良くなるものではない
姿勢が悪い子を見ると、
「背筋を伸ばしなさい」
「ちゃんと座りなさい」
と言いたくなります。
もちろん声をかけることが悪いわけではありません。
しかし、考えてみてください。
大人でも30分いい姿勢をとり続けるのは大変ですよね?
姿勢を保つためには、
・身体を支える筋力
・バランス能力
・身体の感覚
・集中力
などが必要になります。
つまり、
「姿勢が悪い=だらしない」
ではなく、
「姿勢を維持するための土台が不足している」可能性があるのです。
2. 外遊びが減った影響
昔の子どもたちは、公園を走り回り、木に登り、鬼ごっこをし、泥だらけになりながら遊んでいました。
しかし現在は、
・ゲーム
・スマートフォン
・タブレット学習
・YouTube
など、座ったまま楽しめるものが増えています。もちろん便利な時代になりました。
しかしその反面、身体を使う経験が減っています。
子どもの身体は、
走る
跳ぶ
登る
ぶら下がる
転がる
といった経験を通して発達します。そうした経験が少なくなると、姿勢を支える力も育ちにくくなってしまいます。
3. 姿勢は「体幹」だけではない
姿勢改善というと、「体幹トレーニング」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
もちろん体幹も大切です。
しかし実際には、姿勢にはもっと多くの要素が関係しています。
例えば、
・足裏で身体を支える力
・バランス感覚
・股関節の動き
・肩甲骨の動き
・視覚情報
などです。
ATHBASEスポーツ教室でも、ただ腹筋を鍛えるのではなく、さまざまな運動を通して身体をコントロールする力を育てています。
4. 実は「見る力」も関係している
意外かもしれませんが、姿勢と視力には大きな関係があります!
最近は、タブレット・スマートフォン・ゲームなどを見る時間が長くなっています。
近くばかり見ていると、自然と頭が前に出ます。
すると、
猫背
巻き肩
首の負担
などにつながっていきます。
さらに姿勢が崩れることで、呼吸が浅くなったり、疲れやすくなったりすることもあります。
姿勢は単に見た目の問題ではなく、身体全体に影響を与えているのです。
5. 「運動神経が悪い」と姿勢も崩れやすい?
実は運動神経と姿勢にも関係があります。
ここでいう運動神経とは、身体を思い通りに動かす能力です。
例えば、
・片足立ちが苦手
・ジャンプがぎこちない
・ボールを投げるのが苦手
こうした子どもたちは、身体のコントロールが苦手な場合があります。
姿勢を保つことも、実は身体をコントロールする能力の一つです。
だからこそ、姿勢だけを直そうとするのではなく、身体をたくさん動かすことが大切なのです。
6. 姿勢改善のために家庭でできること
特別なトレーニングをする必要はありません。
まずは、たくさん遊ぶこと。これが一番です!!
・鬼ごっこ
・公園遊び
・ボール遊び
・縄跳び
・アスレチック
・トランポリン
こうした遊びの中には、姿勢づくりに必要な要素がたくさん詰まっています。
大切なのは、
「姿勢を良くするために運動する」
ではなく、
「楽しく身体を動かした結果として姿勢が良くなる」
ことです。
まとめ
子どもの姿勢が悪い原因は、単純にやる気や意識の問題ではありません。
身体を支える力
バランス能力
運動経験
視覚環境
さまざまな要素が関係しています。
だからこそ、
「背筋を伸ばしなさい」
だけでは根本的な解決にはなりません。
まずは身体をたくさん動かすこと。
遊ぶこと。
挑戦すること。
その積み重ねが、良い姿勢につながっていきます。
ATHBASEスポーツ教室では、姿勢だけを改善するのではなく、子どもたちが身体を思い通りに動かせるようになることを大切にしています。
その結果として、姿勢が良くなったり、運動が好きになったり、自信がついたりする子どもたちをたくさん見てきました。
十勝・帯広で、お子さまの姿勢や運動能力が気になる方は、お気軽にご相談ください。
ATHBASEスポーツ教室 代表 河江 将司
(理学療法士 / 認定スクールトレーナー)
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